【新宿】老辺餃子舘 新宿靖国通り店　餃子の精神とは…

靖国通りから東通りに入るビルの4階、こちらは3号店だそうです。
店内はすべて完全個室になっていて良いですね。

飲み物は少なめ、紹興酒推しなようで、個室の中にもトイレにも、至る所に「老辺餃子舘オリジナルボトル」のPOPが。紹興酒についてはフルシカトし、ハイボールでスタート。
一杯650円と強気な値段設定です。

餃子の神髄ここにあり
とうたうこのお店の餃子をまず注文
一皿に12個入っていて、3個×4種の味が入っています。
なんとなく、4つの島に分かれており、図解餃子のような取説が置いてありました。
すべて何もつけずにそのままどうぞ、ということです。テーブルには醤油と黒酢オンリー。
①海老蟹肉黄韮
②干貝ズッキーニ
③各種キノコ
④生帆立貝
味がそれぞれ違い、時計回りに食べてみたところどう考えても3種類しか入っていない。
そんなことある？3種といっても、ほぼ2種であり、唯一1個だけエビが入った①でした。

まず、羽付き餃子の「羽」、パリパリとは無縁であり分厚く油ぎっしりのガリガリ系なので食べる気は失せる。餃子は皮が厚めでツルッとしていて、噛みごたえがあり肉汁たっぷり。
餡は一般的な餃子とは違い、新しい何かだ。これが神髄なのか。そうなのか。
（神髄：物事の中心・精神ともいうべきもの。また、その道の奥義）

空芯菜の炒め
やっぱり日本に出す中国料理店って塩強い。台湾で出す、塩分控えめな優しい味にしてほしい。

イカの五香粉揚げ
正解とは程遠いが五香粉の香りが良く、花椒が程よくちょこちょこ入っていて美味しい。

上海蟹（オス）
蟹ミソがとろっと濃くて、紹興酒飲みたい！！！
小さく、量も少なかったですがとっても美味しかったです。

餃子の精神について、自身の勉強不足を感じました。まだまだ餃子は語れない。でも餃子を食べに来たの、わたし。餃子を食べた気にならなかったんだ。