【目白】ラ・ムジカ　家にいるみたいに

目白駅から徒歩3分程度、側道沿いにあるフレンチ。
店内は横長に厨房とテーブル席が並んでいる。入り口にピアノが置いてあり、その先にカウンターが数席ありました。常連さん多めな雰囲気。

ワイン持ち込みのコース利用。
店内メニューの前菜・メイン・デザートから選ぶしタイル。スープは一択でした。

ワインはジュヴレ・シャンベルタンを。

パン
自家製のローズマリーとゴマのパンはオリーブオイルがかけてあります。ローズマリーの香りは思っていたより弱め。一皿の味が濃いのでパンと食べながらでちょうど良い。

前菜　ズワイガニのクレープ包み
カニクリームがクレープに包まれていて、バターたっぷりのカニミソとキノコのソースが。
こってりコテコテ正統派で美味しい。

ビーツのポタージュ
ビーツとミルクにバターといった感じの色と味。ビーツの香りもしっかりあって、スタンダードに美味しいスープ。

メイン　鴨のオレンジソース煮込み
薄いパイの中に鴨がゴッソリと。ボリューム感アリアリ！オレンジソースは飴色、サイドにマッシュポテトとインゲンが添えられています。
オレンジの味わいは強過ぎず弱過ぎず、ポテトとソースと鴨がバランス良い。鴨は量がありましたが飽きもこないため余裕で食べれてしまう。

追加で頼んだチーズの盛り合わせを。
バケットにパルミジャーノ、ブリドモー、ロックフォール、マンステール。盛り合わせにパルミジャーノが出てくるとガッカリします。そこはコンテでしょう！と言いたくなるのは抑えられなかったので、静かに発声してしまいました。

サツマイモのクレームブリュレと柿のシャーベット
ブリュレにふわっとお酒の香り、しっかり硬め、濃厚なので恐らく酒粕が入ってるのでしょう。濃い味わいでとても美味しい。

コーヒーで〆て終了。

途中、ピアノとソプラノ歌手が登場し生演奏がスタート。この狭い店内で結構な近い距離！なかなかの迫力でBGMとして食事はできない。聴き入ってました。

クラシカル、確かな味のフレンチ。堅苦しくなく、居心地が良いです。こんなお店が近所にあったら最高。