BLACKkKLANSMAN と GREEN BOOK
監督:スパイク・リー
出演:ジョン・デビッド・ワシントン
好きな映画はマルコムXです
と言い続けてきたけど、張るかも…と思った。
そう、愛する❤︎スパイクリー監督の最新作。しかもkkkをテーマになんて。公開初日に観てきたのでメモ。
スパイクリーがアカデミー賞で一悶着あった経緯から、
ブラッククランズマンだけ観てもバイアスかかるのは当然、同じ人種差別をテーマに同時期に公開されているグリーンブックも観てから感想を述べようと思っていました。
あの、メリーに首ったけのピーターファレリーとヴィゴ・モーテンセン…想像以上に良かったってのが素直な感想。
しかし!!
この二作品は同じ土俵で比べるとかいう次元じゃない。スパイクリーが怒るのもわかります。笑
ブラッククランズマンはスパイクリー節、全開の素晴らしい映画でした。
白人目線と酷評されるグリーンブックのほっこりスッキリ一般ピープル向けな大衆ロードムービーと、相反する社会風刺バチバチかつコミカルに斬り込んでくるブラッククランズマン。
ブラッククランズマンは最後に最高な笑いと爽快感で終わった余韻に浸る間も無く、衝撃的な映像が流れて一気にアメリカの現実が突き付けられる。
どちらも良い映画なのに時期が被ったことと、スパイクリーが奇才なだけにグリーンブックが霞んでしまうのが残念。笑笑
アフリカ系アメリカ人を描く映画だと言わんばかりに
Edwin Hawkinsのoh happy dayから始まる。
劇中流れる、おなじみTerence BlanchardのBlut Und Bodenがハマってる。というか安定しすぎてる。
途中のtoo late to turn back nowも心地よい♫
ちなみにサントラのLPもゲット。曲が良いのはもちろんだけど、ジャケもポスターもカッコいい。デザインはkennyGravilis。
Terence Blanchard / Bult and Borden
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