エクアドルといえば、国名の通り「赤道」が通る国。首都キトから車で約30分ほどの場所には、地球の中心線=赤道に関する観光スポットが点在しています。中でも人気なのが、「赤道記念碑(La Mitad del Mundo)」と隣にある「インティニャン博物館(Museo Intiñan)」の2か所。
今回は、実際に両方訪れて比較してみた体験を元に、それぞれの魅力や違いをご紹介します!
① 赤道記念碑(La Mitad del Mundo)
📍ここは「観光地としての赤道」!
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巨大なモニュメントが目印
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赤道を象徴する球体付きの塔がそびえる、いかにも「ザ・記念碑」なスポット。
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赤道ラインの上に立って写真が撮れる!
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線をまたいで「北半球と南半球の間!」という写真が撮れる定番スポット。
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お土産屋・ミュージアム・レストランも併設
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敷地内は整備されていて、観光客向け施設が充実しています。
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実は…赤道から少しズレてる!?
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後にGPSで計測されたところ、モニュメントの位置は実際の赤道から200〜300メートル南にズレていることが判明。
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ポイント
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映える写真を撮りたい人におすすめ!
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観光らしい雰囲気を楽しみたい人向け
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入場料:大人 5USD
② インティニャン博物館(Museo Intiñan)
ここは「体験型の赤道」!
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GPS上の本当の赤道が通る場所
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モニュメントとは違い、こちらは本当に赤道の上に位置しているとされるスポット。
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赤道にまつわる体験アクティビティが豊富!
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赤道上で卵を立てるチャレンジ
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重力や遠心力の違いによるデモンストレーション(北半球と南半球で渦の回転が逆になる!?)
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自分の体が赤道ライン上で傾くような不思議な感覚
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ガイドツアー形式
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約30分〜40分で、スタッフが英語 or スペイン語で丁寧に案内してくれます。
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小規模だが内容が濃い
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民族文化やアマゾンの展示もあり、エクアドルの多様性に触れられる。
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ポイント
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科学や雑学が好きな人におすすめ!
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子ども連れでも楽しめる
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赤道って本当に不思議…と思える場所
2つの赤道博物館の違いまとめ
特徴 | 赤道記念碑 | インティニャン博物館 |
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位置 | 実際の赤道より少しズレてる | GPSで計測された本当の赤道上 |
雰囲気 | 映える観光スポット | 体験型の科学スポット |
写真映え | ◎ | ○ |
内容の濃さ | ○ | ◎ |
所要時間 | 1〜1.5時間 | 約40分 |
チケット料金 | 約$5〜 | 約$4〜 |
行き方・アクセス
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場所:どちらもキト市内から車で30分程度
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行き方:
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Uber利用が便利(片道$10〜15程度)
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市バスもあるが乗り換えや時間がかかるため観光客にはやや不便
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まとめ:どっちも行くのが正解!
観光としての「映える赤道」を楽しみたいなら【赤道記念碑】、体験として「赤道の不思議」を知りたいなら【インティニャン博物館】。どちらも全く違う魅力があるので、時間に余裕があれば両方訪れるのがおすすめです!
Museo de Sitio Intiñan
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公式ウェブサイト: https://museointinan.com/
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Instagram: @museointinan
この博物館は、赤道直下に位置し、エクアドルの先住民文化や天文学に関する展示が特徴です。 訪問者は、赤道上でのユニークな物理現象の実験や、先住民の生活様式を体験できます。
Mitad del Mundo
- 公式サイト:https://www.mitaddelmundo.com/
- Instagram:@mitaddelmundoec
「Mitad del Mundo(ミタ・デル・ムンド)」は、スペイン語で「世界の中心/地球の真ん中」という意味で、エクアドルの有名な赤道記念施設の名前です。
下記の動画では、2つの赤道スポットの様子や体験をまとめています。赤道上の卵チャレンジの結果や、おすすめの写真スポットも紹介していますので、ぜひご覧ください!
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