居心地良い空間
赤羽橋から少し歩いたところにある一軒家フレンチ。昔からあるような建物の中はクラシカルで年代を感じます。フランスにはたくさんあるというこんなお店。金曜19時、1組だけでした。メニューの説明とワインの飲み方を決めていきます。
スパークリング
先日、伊勢神宮に奉納したという Royal Park Rose
果実味が強く華やか。10℃に冷やして飲むそうで、ベストな状態で飲めました。
鰊のエスカベッシュ
一口サイズで食べやすい。
白:Pouilly Fume Tradition 2015
吟醸カードによるとアロマな香りと甘みがあるが清楚なワインという。合う料理に「刺身(サンセールを醤油にほんの少し加える)」と記載がありました。醤油にサンセール、是非ともやってみたい。
アボガドとマグロのタルタル
北海道産のマグロは一週間寝かせてという処理をするそうです。左サイドはアサツキと食用菊、てっぺんには三つ葉、右サイドはバスク地方エスペレットの唐辛子。全てを少しずつ一緒にして食べていきます。唐辛子は刺々しさがとれたやわらかさのある辛味。マグロは歯応えがあり、本体に味が良く入っている。
アンコウ
アンコウの白身って食べ慣れない。ベーコンで巻いてゆっくりゆっくり火入れし、昆布締めしたもの。ソースはどんこ、かつおぶし、あさり等、和風ダシをアオサと混ぜたもので、アオサの風味が強く出ていながら、ダシもよく出ている。お皿の周りにあるのはみかんの皮。アンコウは淡白だけど火入れ加減が絶妙、エビのようにプリッとしている。ソースにつけて食べると青さが広がり食感の良いアンコウ、最後にダシの風味が口内に残ります。ただ、ベーコンの塩気が強い。いや強すぎる。後半は剥がして食べてしまいました。せっかく手間暇かけているのに残念。
赤:Beaune Vielle Vigne de Saint Desire
ブルゴーニュ、しっかりとしたタンニンはあるんだけれど、どこか軽さがあるのはブーケ感が広がるからだろうか。
メインの牛肉ポワレ
中央にあるのはジャガイモオンザパルミジャーノ、アスパラと野菜が並び、お肉がどーんと。西洋ワサビのソースと言っていたがあまり感じられず。お肉は柔らかすぎず、濃すぎない。ボリュームがある割に重くないのは脂が良く、肉の味があるからでしょう。
桃のコンポートフランボワーズソルベ
大振りのパイはサクサク。桃とジュレとアイスを少しずつ一緒に食べたら甘さと酸っぱさが程よく馴染む。口直しを兼ねた、すっきりした甘さになってます。
アクセスがあまり良くないので、よし、今日は行く!とならないと行かないでしょう。ワインの輸入をしているだけあり、なかなか飲めないワインを安く飲めるというのはかなり魅力。エチケットを丁寧に貼って持ってきてくださったり、吟醸カードで合うお料理の説明があったりと、ホスピタリティは最高。
食事も美味しいんだけれど、ワインを飲みに来たい〜〜
シュヴァリエ
03-3453-3976
東京都港区三田2-7-20
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