サブスクリプションの破壊力!
Q.クレジットカードをお財布から出さないで決済されている請求は何個ありますか?
A.-わからない。
解説.わからないことをされている時点であなたは負け。
誰もがやべっ!?て思うのでは…
家庭内の固定費(家賃)と同じようにしてしまうのがサブスクリプションの威力。
今後、起業するときに売切型は絶対にやめるべき!
<売切型とサブスク型の違い>
売切型=所有権⇄都度支払
サブスク型=利用権⇄継続支払
❌Old 製品→所有
⭕️New サービス→利用
所有権を与えてはいけない!サブスクになった時点で「製品」ではなく「サービス」の利用に変わる。
売り物はサービスの時代
例)あなたが音楽を聴く時は?
製品・・・CD
サービス・・・Amazon MusicやSpotifyなど
サブスクリプションほどリスクがなく安定的な事業はない!
今まではハリウッドビジネスだった。ハリウッド映画のように何百億とお金をかけて作成しマーケットに出すが、誰からも見られず評判が悪く赤字に終わる。
今の時代はストック型ビジネス!
どんな事業を作るにしても、この4つのステップだけしかない。これをサブスクリプションでやることが成功の秘訣になる!
①事業企画
②事業改善
③市場獲得
④収益維持
①事業企画 ②事業改善
事業を企画し、改善するには、今までは企画→制作→販売
そして、お客様からご意見があれば、
販売→制作→企画→制作→販売という順で進んでいたため、企業のスピード感は遅い。
サブスクリプションだと、企画・制作・販売を同じ人で行うため、全社のPoint Of Viewが合い、スピード感が落ちない。
Q.絶対に失敗しない恋人へのプレゼント方法は?
A.彼女と一緒に買いに行く。
解説.机の上で彼女のプレゼントを考え、事前に買ってプレゼントするのはハリウッドビジネス。
❌Table-In
⭕️Marker-In
テーブルの上で「ここにカフェ開いたら儲かるな〜」など、考えているが、お客様はテーブルにはいない。まずは「マーケットイン」をしなくてはいけない時代でハリウッドビジネスは実現できない。だからストック型ビジネスで小さく始め、マーケットに入っていけば良い。
MUPが良い例で、マーケットにアイデアを出し続け、改善しながらシステムを構築している。
例)Uber eats
サブスクで要望があったから始めている。
=完成品をつくらず、まずはマーケットに出してみる。
クライアントの要求がリアルタイムで提供し続けられる。
クライアントの要望を聞き続けても意味がない!
例)パンケーキが流行し、タピオカが流行したが、今はもう過ぎ去ってしまった。
お客様にいちいち聞きに行っても意味がないので、リアルタイムでお客様に意見を聞き続け、常に改善していくことが必要。
<売切型の例>
パンケーキを売り切り型で提供していて、数ヶ月に一度、たまに来るお客様に意見を聞いたらタピオカがメニューに欲しいと言われました。メニューに追加したら時代は既に過ぎ去っていた…。
<サブスク型の例>
サブスクでパンケーキを食べていて、来月も払わなければならない!となると、こんなものも食べたいと要望を出してくる。→リアルタイムでの要望なのでスピード感が違う!これがサブスクの良い例。
<A社とB社の比較>
Aの経営者だったら、来月売り上げが立つのか?赤字になるのか?それもわからない。そんな状況で、人を雇ったり、投資をしようとは思わないはず。サブスクだった場合、来月に入ってくる確実なものがあるので、投資をしたり、お金を使ったりする。
A社=いくらたまったら○○しよう。(来年の決算まで待つ)
B社=いくらたまるから○○しよう。(未来のPLが見えて先行投資ができる)
このちがいにより、A社とB社の明確なスピードの違いがあり、サービスの改善も早くなる。
だからサブスク以外はやるな!ということ。
③市場獲得
市場の獲得のためには3つの優位性がある。
❶価格優位性(利益率を守った価格)
❷製品クオリティの優位性
❸心理的な優位性
❶価格優位性(利益率を守った価格)
PPC=0の勇気(profit per customer)
※PPCについてはこちらをどうぞ。
あなたはお店でビールを飲みました。
500円のビールを1杯飲んだらPPAは200円になる。(人件費を含む)
300円で売れば原価割れはしない。
サブスク登録者が増えていくとSPCが増える。
→最初は原価割れしない程度で良いのでお客様が来る。
→次第にCCPが下がり、PPCが上がっていく
→実質的に、価格を下げているが、利益率は保たれている!←ココ大事!
サブスクは、価格は下がるが利益が同じように残る交渉をしてから下げるべき!
これがサブスクの導入手順ね。
❷製品クオリティの優位性
サブスクモデルも4種あるが、パーソナライズ型が重要!
サブスクを通して売っているのは「商品」ではなく「体験」である!
その人に合った体験を提供することにより、データとして残せる。
❸心理的な優位性
今までは物が何個売れたか×金額が売上。
しかし、サブスク時代はお客様とどれだけ深く関われたかが売上。
サービスを提供するのは従業員なので、実はお客様の関係値と従業員の満足度は比例する。
なので、従業員をそれだけ幸せにするかが重要。(お客様の関係値が売上に比例)
CSの関係値を上げるには徹底的な意見反映が必要!これがサブスクにできること。
❌自社が作ったものをお客様に売る
⭕️お客様が作ったものをお客様に売る
そうなるとお客様は、自分が作ったものだからお店にくる。
この意見反映は大事。
④収益維持
サブスクをどうやって導入し、収益を維持していくのか?
<サブスク導入方法>
1円or無料体験を第一目標にする!
「Freemium Model」これが成功の秘訣!
例)飲食店:月々500円でハイボール飲み放題!
そこから、全メニュー食べ放題10,000円/月々
例)美容室:月々500円ヘッドマッサージ行き放題
そこから、カラー+カット10,000円/月々
例)ジム:月々500円10分間のトレーニング行き放題
やり足りないを体験させることにより、そこから30分1万円に変える。
とにかく驚かせる!最初は1円でも課金させる!クレジットカードを切るというひとつのconversion(変換)である。必ず人はその先にやってくる!
サブスクを始めると、最初は下記のグラフのように、赤字が発生する。しかし、一定の人数を超えると黒字になり続ける。
例)居酒屋で一人10000円で食べ放題→二人で15000円に変更!
赤字を発生させないために、一気に人数と価格を増やす方法もある。
例)iphoneが月々10,000円です。
他社は8,000円で売っているが、6ヶ月経てばそれ以降は5,000円になる。
使えば使うほど安くなるサブスクもある。
※ドイツの歯医者はこのやり方をやっている。
例)プライベートジムのサブスクに入りました。
時代は変化していくので、ブームは食事に変わる。筋肉食堂のような付加価値をつけたり、いろんな変化をつけることができる。
まとめ
・商品ではなく「体験」を売る。サービスのエンターテイメント性を重視する。
・データがとれるので、事業の改善が早くなる。
・Freemium Modelの理解。まずは小さく始める。
ハイボールを飲みにきたけど、ハイボールだけでは終わらないので、お会計時には結局多く払っている…ということは、月々10,000円のコースでも良いかな?という感覚になる。
まずはお客様に1円でもリピートしてもらうための施策が重要!
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