約30種!少量多数のお皿で提供、モダン中華!!
少量多数で提供してくれるヌーベルシノワで有名な三年連続食べログアワードシルバー「虎峰」(こほう)です。
※ヌーベルシノワ…ヌーベルシノワは、西洋の食材を中華の技法で調理したり、フランス料理のように洋風の食器に料理を盛り付けコース料理のようにして1品ずつ提供した中華料理を指す。(Wikipediaより)
六本木から徒歩5分程度、店内はコの字型のカウンターが16席程度だったと思います。カウンター内は厨房が一段低くなっていて中でやっている仕事が近距離で丸見え。18時、19時、20時30分からの3部制、18時〜の1回転目に座りました。19時の時点では満席。アルコールのペアリングもありますが、通常のコースで。こちらには3種のウォーターペアリングがデフォルトでついています。スタート時は6人、ファーストドリンクが全員に渡ったら説明が始まります。
一口サイズのお皿が約30種でてきます。同じ時間で入った方達と同じように出され、料理の説明をする→食べるの繰り返しです。少しづつをたくさんいただけるのはものすごく嬉しい!
「オマール海老の炙り」
オマール海老の上に柚子とカラスミ、合うんですねと意外な発見。 「ウニと枝豆」
シャンタンのジュレが弱い分、ウニの甘さが際立ちます。枝豆は色付けアクセント的な立ち位置なのか?一粒でも主張が強いのでウニとジュレより前にでてきてしまって勿体無い気がしたなー。
「クラゲとたんかんの冷製ライムソース」
クラゲの食感とたんかんがコリっとさっぱり、口直しにしたい一品。
「鯛の豆苗巻きいしるとりんごのソース」
黒酢…バルサミコの味、りんごのすりおろした粒も感じれる。鯛と合うんだなぁって発見です。
「ピータン豆腐豆乳茶碗蒸し」
これは豆乳が濃厚でデザートみたい。
「バンバンジー」
59度で1時間、火を入れているそうです。鶏の火入れってほんと微妙で、柔らかくしっとり作るのにはじっくりゆっくり低温が良いんですよねー…よくわかります。
「北京ダック」
ここの北京ダックはため息しかでません。食感良すぎ、味も厚さも最高!!もっと!!!これだけ食べていたい!!!
「空心菜の腐乳炒め」
※腐乳…豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品。
食べなれないので、目を瞑って食べたら腐乳だってわかりません。
「鰆」
大葉が良い演出しています。
「オマールエビのXO醤蒸し」
この上にオマール海老のダシでつくったおじやをかけてくれます。こんなのズルいっ!美味しいに決まっている。
「カマスのフリットと大根餅」
大根餅、好き〜〜。甘酢ソースにつけてパクッと一瞬でした。
「よだれ牛」
和牛リブロースでつくったよだれ鶏ならぬ、よだれ牛!!これ中華料理屋のデフォルトメニューにならないかなぁ。
「そうめん」
さっきのよだれ牛の残ったタレに卵黄と麺が入ります。この流れ、最高。
「トリュフ焼売」
シュウマイの上にたっぷりのふわふわトリュフ。
「自家製ひとくちチャーシュー」
これも北京ダック同様、もっと食べたい!!しっとり熟成感のあるお肉でお酒が進む〜。
「シャンタンスープ」
シャンタンでさっぱり。薄くスライスした大根がやさしい味で口直しになります。
「春巻き」
中身は鱧、桜えび、ヤングコーン。目の前で巻いてるのを見てたので、ものすごい組み合わせの春巻きだなぁと思ってました。確かに美味しいんですが、それぞれの素材が良すぎてそれぞれが霞んでしまっている気がしました。油で揚げるからその点でも味が凝縮されるっていうよりか、落ちている感じがしてもったいないなぁと思ったのはもしかしたら私だけかもしれない。
「餃子」
これこれ。餃子たべたかったんですよ。一口っていっても結構大きめ。外側カリッと中身モチっと。
「ハマグリ」
「オマールエビ」「花巻」
「フカヒレの姿煮」
フカヒレがこんなにたくさん、贅沢!!スープは主張しすぎないのでフカヒレの美味しい部分がよく出ていました。素材を活かすってこういうこと。一口ご飯もついてます。
「麻婆豆腐」
ここでお腹の具合を聞かれます。麻婆豆腐を食べるか聞かれました。食べますと回答しないと出てこないようです。(もちろん既にお腹いっぱいですが、食べないという選択肢はありません)
「冷やし担々麺」
見るからに。麺が細くてタレによく絡むので濃厚でした。
「亀ゼリー」「冷静胡麻団子」「杏仁豆腐」「お茶」
亀ゼリー、久しぶりに食べました。子供の頃お土産で食べさせてもらい、美味しくないと感じていたものの、大人になった今は美味しいと感じるんですね。全て一口サイズで4種も楽しめるので素敵。
「山椒のアイス」
これは私のアイスランキング3位に滑り込んできました。コンビニアイスで作って欲しい。山椒をアイスにするなんて斬新。バニラ感はなく、ミルク感が強くてさっぱりしてました。また食べたい。
とにかく一口づつたくさん楽しめて最高でした。ただ、どんどん食べていかないと次に進んでいかないので周りとなんとなく進みを合わせながら、説明を聞きながらなので、ゆっくり喋りながら飲みながらの食事は難しいかもしれません。本当に「食」を楽しみに行くところでした。アルコールのペアリングは面白そうですが量が多すぎて死にそうな気がします。お腹いっぱいになってしまいそう。いつかはチャレンジしよう、そうしよう。ちなみに3種の水のペアリングはとってもよく食事にあっていました。水だけでも楽しめると食べログの口コミにありましたが、本当にそうだと思いました。
虎峰
03-3478-7441
東京都港区六本木3-8-7 PALビル 1F
コメント