【WEEK-18】5分でわかるBS!ディズニーランドの財務状況って?

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【BS】賃借対照表

PLと「にこいち」のBS徹底解説!

BSとは…一時点の財政状態の指標

①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す

よくわかんない・・・

5分でわかる!

BSが読めると投資や事業に活かすことができたりと幅が広がります!

右の部分で会社は資金を調達し、左の部分では調達した資金を運用している。

流動と固定

流動資産…返済が必要な調達(銀行からお金を借りる)
純資産…返済が不必要な調達(投資など)

調達したお金を不動産投資や有価証券に変える。

企業は資産を運用し、お金を回収する、その回収スピードに応じて流動資産と固定資産にわかれる。

 

回収のスピードが短い(早い)…流動資産

例)りんご(在庫)を50円で仕入れ、100円で売ると、すぐ売れていく。

売掛金とは、後払いのもの。先払いは売掛金にはならない。サービスを提供し、月末に入ってくると回収スピードが短いので流動資産となる。

回収スピードが長い(遅い)…固定資産

例)10億円の建物を購入しました。→すぐ売れるものではない。

賃貸にするとしたら、20~30年で回収できる。というように、長期的に見るものが固定資産となる。

回収のスピードが短い(早い)…流動負債

1年以内の短期的な借入など

回収のスピードが長い(遅い)…固定負債

社債を発行したり、長期の借入のこと

例)工場を作るから10億円借りる!→すぐに返済できないので30年などの長期の返済

純資産は資本金や前年分で利益が余ったもの(利益余剰金)で、それが株主資本。

その他は新株予約権や評価換算差額が該当。

BSのまとめ

◆調達状況…流動・固定→返済が必要
◆調達状況…純資産→返済不必要

◆運用状況…同じ資産でも流動・固定にわかれる

ディズニーのBSは?

 

オリエンタルランドのイメージは・・・

・ディズニーランド運営だから土地建物が多い

・ずっと黒字をだしていて儲かっている会社

・信用格付けがAAだったから財務状況は良いはず

・ディズニーランド運営だから土地建物が多い=固定資産が多い?

・ずっと黒字をだしていて儲かっている会社
・信用格付けがAAだったから財務状況は良いはず
→流動資産と流動負債を比較して見てみる。

流動資産に対し、流動負債が大きいのは財務状況が良いとは言えない。

=①がオリエンタルランドのBSである。

なるほどね!!!

流動比率・・・短期的な財務の安全性指標。

※通常指標では200%が望ましいと言われているが、日本では信用情報が発達しているので150%程度でもいい。(売掛金のリスクが少ない)

ここで比較して見ても①だとわかる。

②は鉄道会社なので、資産が多いように見える。

③はmixiだが、ディズニーのように設備は必要ないが、資産は多いので安定的である。

BSが見れるようになると「短期的に会社が潰れなさそう!」がわかり、

この会社の社債を買おう!という判断材料になっていく。

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